
前回の記事に続いた第2話です。
前回は割と硬めの分析記事を書きましたが、今回は妄想も多分に含まれた、J1リーグライセンスの今後の行方を考察していきたいと思います。
□前回の記事:Jリーグのライセンスを持つEAが日本オフィスを撤退
それではよろしくお願いします
3.Jリーグのライセンスの行方
EA日本オフィス撤退により、日本におけるFIFAシリーズのプレゼンスに対してもなんらかの(主として負の)波及効果があることでしょう。少なからず先の記事で述べた通り、販促活動には打撃があるはずです。そして、「Jリーグ収録」を1つの謳い文句にしてきた販促活動が縮小するということは、即ちEAが日本市場販路拡大に向け得た「Jリーグ」のライセンスの持つ価値を相対的に低下させるものとなります。

◆補足◆
ライセンス料は同じなのに、売り上げは落ちるから、相対的にライセンス料が割高になる。(ただし、「販促費用減少額>売り上げ減少額」の場合はこれと逆となる)
結果的に「Jリーグのライセンスを手放す」or「KONAMIにもあげる」となって、「ウイイレにJリーグが収録?」という未来の実現性が高まってくるのではないでしょうか?
(少なくとも僕の都合の良い解釈では………)

逆説的に「EAがJリーグを手放さない」という立場で書くのであれば、
DAZNや楽天マネーが流入中で将来性のあるJリーグを手放すことは、イニエスタやトーレス、ビジャといった海外でも人気のあるビッグネームを今後「FIFA」シリーズから手放すことになります。
たとえ日本で売り上げが落ちても、全体的な観点から「Jリーグ」が必要という判断になればEAはJリーグを手放さないという決断を出す可能性はあります。
既に日本で十数万本売れていることや、今後発展していくであろう日本・アジアのeSports市場で存在感を示すためにも、更新するメリットはあると思います。
(↑ただこうEAが判断しているなら、わざわざ日本オフィスから撤退しないんじゃないかなと思ったりもしますが)
<経営的な立場で言うと>、前述の相対的損出分を、独占でなくKONAMIや他社にもJリーグのライセンスを与えることによる収入で補填しようとすることも考えられますし、実際サカつくにJリーグが収録されたのがこの先例なのでは?と思ったりもしますし、そうあったらなと思います。
※Jリーグの権利関係・契約内容によります

EA JAPANは主にモバイルゲームを作っていて、コンソール版のFIFAには全く携わってないみたい。
今回の撤退がそれらの分野の経費削減であるのならば、EA Sportsとしての出費が増やせるってことも考えられるよね…。
4.もしウイイレに収録されるなら
あくまでもこれからの話は仮定の予想です。実際にはどうなるかわかりません。その点ご了承ください……-1>FPの仕様はどうなるの?
今まで、Jリーグはアプリのみでの登場でしたので別枠扱いで登場していましたが、コンソールにも収録されれば、他リーグと同様に通常のPOTWでの搭載となると考えるのが自然かなと思います。
しかし、これにはいくつかのデメリットが生じます。
- Jの収録選手が激減する
- どうしてもJの選手が弱い/外れという評価になりやすい<相対的に通常POTWの当たり率が低下>
- <Jリーグとして>アプリでの露出減
- <KONAMIとして>FPの数が減ることによる収入減
(海外のプレーヤーからは面白くない話かも知れませんが、今までも日本代表ガチャとかありましたし大丈夫かな?)
他には、間を取った案として、以前PS4版で収録された、クラブセレクションの枠にリーグが収録されるケースも考えられます。これなら、他のリーグとも足並みを揃えることも出来ます。
(↑例:以前登場したデンマーク・SUPERLIGAの注目選手)
推測した案を整理すると、 ※()内は独断と偏見
- 通常のFPのみ (足並み:◎/プレーヤー:△/Jリーグ:△/KONAMI:△)
- リーグの注目選手で収録 (足並み:○/プレーヤー:○/Jリーグ:○/KONAMI:○)
- 通常とJのPOTWを分割 (足並み:△/プレーヤー:◎/Jリーグ:◎/KONAMI:◎)
-2>追記予定()
-3>追記予定()

長く、
硬く、
おもんない記事だったと思いますが、最後までお付き合いありがとうございます。
繰り返しになりますが、こうあったらなぁ………っていう記事になります。
あとはKONAMIさんを信じるのみ………?笑
過度に期待せず、でもちょっと楽しみに待ちたいなと思います。
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